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150pxオープニングアニメ   オープニングテーマ曲『残酷な天使のテーゼ』の旋律に同期したコンテ、特に「フラッシュカット」を多用したキーワードと伏線満載の演出は、当時としては画期的かつ斬新であり、エヴァの特徴的な演出の一つとしてあげられる。サブタイトル   各話のサブタイトルは、黒地に白の極太明朝体で表記されるシンプルなものである(ただし第拾伍話と第弐拾四話のみ反転して白地に黒字)。この画面内で文字列を直角に折り曲げる表示スタイルは映画監督の市川崑へのオマージュで、サブタイトル自体にも過去の名作SFへのオマージュが散見される。使用された書体はフォントワークス製のマティスEBである(注1)。一部回では、サブタイトルが前半アイキャッチを兼ねた。放映用のバージョンでは、ひらがなのタイトル表記がついていた。アイキャッチ   Bパート開始のアイキャッチでは、英文のサブタイトルが表示される(下表下段に表記)。英語タイトルは、必ずしも日本語タイトルの直訳ではなく、各話の内容に準じたものになっている。次回予告   ED後の次回予告の語り手は全話において葛城ミサト役の三石琴乃が担当しており、締めに多用された「この次もサービス、サービスぅ」のフレーズが人気を博した。ただし物語が後半に向かうにつれ、このフレーズは使われなくなっていく。次回予告の構成は一定でなく、通常のアニメに使われる映像のよりぬきに限らず、オープニングのようなフラッシュカットを使用したものや逆にワンカットで構成したもの、果ては線画や絵コンテのみを使用したものなど多彩である。エンディングアニメ   意欲的なオープニングアニメとは異なり、月の光の中、綾波レイが水中で回転するだけのシンプルなものである。テーマ曲はジャズのスタンダード・ナンバーである「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」で、これも日本のアニメとしては異色であった。アニメーションのシンプルさに対し、曲は全部で14のバージョンが使用され、色彩も複数のバージョンがある。作画監督   下記のように10人の作画監督が参加しており、それぞれの個性が色濃く出ているため、話数によってキャラクターの印象が大きく異なるのが特徴的である。またグロス請け担当プロダクションの違いによる画風の差もあり、スタジオジブリのスタッフが担当した第拾壱話は、絵柄だけでなくキャラ描写や話の展開もどこかコミカルでポジティブなものになっているゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』を制作した芝村裕吏によれば、庵野は現場の能力に応じて作り方を変えていた http://www.alfasystem.net/game/eva2/text_column/mel015x.cgi?mode=all_html&lno=26のであり、それが各話数における大きな不連続の原因だという。また、スタジオジブリの鈴木敏夫は、TV版の制作を受けるに当たって「(ジブリは)相当下手だぞ」と庵野に念を押したが、そうするとちゃんとジブリ向きの、ロボットがメインではない、日常生活が主の話を持ってきた、と語っている(キネマ旬報2007年9月上旬号33ページより)。学園エヴァ   TVシリーズ最終話において、物語の「もうひとつの可能性」として示されたパラレルワールド。  この世界では、シンジは研究所勤めの両親(ゲンドウ、ユイ)と暮らす普通の中学生であり、アスカは世話焼きの幼馴染、レイは明るい性格の転校生、ミサトは担任教師という役どころである。  後にこちらの設定に基づいたゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』や林ふみのによる同ゲームのコミカライズ版、高橋脩による漫画版『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』が作られた。放映日   下記の表の日付は、キー局における初回放送日(テレビ愛知では当時別番組を放送していたため、平日朝の遅れ放送だった)。  第拾参話は30分繰り上げで午後5:30からの放送。また、第拾四話のテレビ東京での放映分については、1月3日という放送日の都合(テレビ東京が本来の放送時間に正月特番を放送した)により、同日午前8時30分からの放映これは当作に限ったことではなく、当時のテレビ東京は年末年始の特別番組により通常時間での放送ができなかった場合放送時間を午前帯に振り替えて週1回の放送を維持していた。現在はこのようなことはなく、当該放送は休止されている。。そのために放送を見逃した人が多く、その回のみ視聴率が極端に落ち込んでいる。ただし、そのことは事前に考慮されており、当初は第拾参話に予定されていた総集編を第拾四話と入れ替えて製作・放送された(注2)。再放送   テレビ東京では1997年2月1日から毎週土曜26:45に4話ずつ再放送(ただし25,26話の放送はなし)GAINAX OFFICIAL NEWS(DECEMBER) http://web.archive.org/web/19970215125041/www.gainax.co.jp/news12.html,internet archive,ガイナックス公式サイト。テレビ大阪では1月22日から毎週水曜26:?に2話ずつ 。テレビ北海道では1月7日から毎週火曜24:45に1話ずつ。テレビ愛知では1月10日から毎週金曜25:25に2話ずつ。TXN九州では2月3日深夜に。テレビせとうちでは1月11日から毎週土曜26:10と、毎週日曜24:30の週2回放送。またテレビ東京では、『夏休みSPECIAL 4夜連続一挙放送』と題して「第壱夜」7月24日は25:55から第壱話から第六話を、「第弐夜」7月25日は26:00から第七話から第拾伍話を、「第参夜」7月26日は26:10から第拾六話から第弐拾壱話を、「最終夜」7月27日は25:25から第弐拾弐話から最終話を再々放送したテレビ東京ホームページ内『新世紀エヴァンゲリオン』 http://web.archive.org/web/19970618130143/http://www.tv-tokyo.co.jp/bangumi/eva/index.htm,internet archive。また、2009年6月から8月にかけて日本テレビ(ほかよみうりテレビ)にて複数話ずつまとめて再放送されている(注3)。視聴率   平均視聴率:7.1%マルチメディアの人脈地図/角川書店 月刊「少年エース」編集長 井上伸一郎氏に聞く http://www.takjapan.com/takMMhitomap970326.htm  最高視聴率:10.3%(注4) - 最終話  最低視聴率:0.9%(注5) - 第拾四話ただし第拾参・拾四話は先述の通り放送時間の変更があったため、視聴率は低下している。この二話を除いた最低視聴率は第四話の5.8%。  再放送平均視聴率(日本テレビ):2.4%  視聴率はすべてビデオリサーチ関東版調べ。1.月刊・エヴァ3rd コラム「もっと!エヴァンゲリオン」 より2.脚本集『エヴァンゲリオン オリジナル』では「ゼーレ、魂の座」が第拾参話、「使徒、侵入」が第拾四話に入っている3.新世紀エヴァンゲリオン:“ブームの原点”テレビ版、日テレが異例の再放送 http://mainichi.jp/enta/mantan/archive/news/2009/06/03/20090602mog00m200045000c.html,毎日新聞まんたんウェブ 2009.06.03 4.Take_care_of_yourself. http://mtvxeva.jugem.jp/?page=1&month=200708MTV JAPAN,2007年8月17日(リンク切れ)5.『月刊ニュータイプ』1996年4月号「ANIME LAND」
ストーリー| 作品設定| 用語| 登場人物| エヴァンゲリオン (EVA)| 使徒| 概要| コンテンツ業界への影響| 企画の成立から本放送開始まで| 最終2話について| ブーム期| その後の展開| TVシリーズ| 放映リスト| 放送ネット局| TVシリーズのバージョン| 劇場版シリーズ| 『シト新生』| 『Air/まごころを、君に』| エヴァンゲリヲン新劇場版4部作| 実写映画| 主題歌| 劇中使用曲| スタッフ| 受賞歴| リリース| VHS、LD| DVD| UMD Video| CD(シングル)| CD(アルバム、サントラ)| CD-ROM| フロッピーディスク| コンパクトカセット| 書籍| 海外での放送・リリース| 英語圏| ヨーロッパ| 中南米| アジア| 漫画| 新世紀エヴァンゲリオン| 新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd| 新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画| ぷちえゔぁ| 新世紀エヴァンゲリオン 学園堕天録| エヴァンゲリオン四コマ全集| 新世紀エヴァンゲリオンエヴァ&エヴァ2アンソロジー| 名探偵エヴァンゲリオン| 4コママンガ劇場| 奇跡の勝ちは| 小説| 彼方の待ち人| エヴァンゲリオン ANIMA| ゲーム| 音声メディア作品| パチンコ・パチスロ| パチンコ| パチスロ| その他| 売上記録| 作品タイトルについて| TV特番| ラジオ特番| 社会的な評価| アニメ監督の評価| 他の作品からの影響| 著名人ファン| イベント・企画| 客演・コラボレーション作品| 脚注| 注釈| 出典| 参考文献| ギャラリー| 関連項目| 同じ名前空間をもつもの| 外部リンク| 公式サイト| 携帯サイト| 特集サイト| 解説サイト|
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