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12.1.新世紀エヴァンゲリオン画:貞本義行。『月刊少年エース』(角川書店)にて、アニメに先行する形で連載開始(連載開始:1995年2月号)。創刊当初の同誌を牽引する作品となった(注1)。略称は貞本エヴァ(注2)。話数表記は「STAGE.○○」。単行本既刊11巻。2009年3月に、新たに創刊される角川の漫画雑誌『ヤングエース』への移籍が発表され、2009年7月より連載が再開された。アニメ版を原作とするコミカライズ作品であり、アニメの原作ではない。また、ヤングエースでの再開前に雑誌の公式サイトで公開された作者インタビュー記事では「あくまでTVシリーズと旧劇場版をコミカライズしたもの」であるため新劇場版の追加要素を入れるつもりはない旨を語っている(注3)。連載当初のタイトルは『エヴァンゲリオン』であり、少年エース95年9月号から『新世紀エヴァンゲリオン』に改題された。基本線はアニメを踏襲しつつも、コミカライズにあたり執筆を手掛ける貞本によって、ストーリー進行やキャラクターの性格に独自の解釈がなされている1話においてシンジが「逃げちゃダメだ」と言わないことなど(漫画版第2巻、あとがきより)。特に渚カヲルに関しては登場時期やシンジとの関係性、また性格なども大幅に変更されている。主人公碇シンジの性格も、アニメ版のそれよりは遥かに自立している部分が見られる。漫画版ではサンダルフォン、マトリエル、イロウル、レリエルの4体の使徒が削られているため、使徒の数は全14体(ただしミスによりイスラフェルとサハクィエルが第7使徒として重複カウントされているため、実際のカウントは全13体となってしまっている)。貞本はこの漫画版執筆のために、原作アニメにはキャラクターデザインと作画の一部しか関わっていない(注4)。ただし初期にはアイデア出しや6話までは何らかの形でかかわっている(注5)。また、24話は作画監修をしている。連載当初は毎号掲載されていたが、アニメ終了後から1年以上の長期休載がこれまでに3度あり、また順調でも隔月掲載ペースなど、原作のある漫画としては進行が遅い。長期休載については劇場版、新劇場版への参加や他のアニメの仕事などが理由である。一方で「笑っていいとも」に出演した少年エースの担当編集者が「(原稿が間に合わないときは)あきらめる」と諦念を吐露している(注6)。アメリカでは、ビズメディアより複数のバージョンで刊行されている。まず初めに通常版第1期が、1998年12月6日から2003年5月にかけて1巻から7巻まで発行された。次にSpecial Collector's Editionが2002年2月1日から2003年5月にかけて1巻から7巻まで発行された。現在広く手に入るものは通常版第2期リリースのものであり、こちらは1巻から11巻まで発行されている(2004年3月24日 - )。基本的にはアメリカ版の表紙は日本版と同じものが使われているが、通常版第2期の2巻の表紙のみ日本版とは違うものが使われている。台湾では、台湾東販から6巻まで出版されたのち台湾国際角川書店に版権が回収され、以降は同社より出版されている。1999年5月発売の『新世紀エヴァンゲリオン コミック総集編』(角川書店)には、第1話から第29話までが収録された。2003年8月発売の『月刊少年エース増刊 エヴァ・エース』(角川書店)には、第57話から60話までが収録された。2007年8月発売の『新世紀エヴァンゲリオン 特別総集編』(角川書店)には、第1話から第12話までが収録された。2009年6月発売の『新世紀エヴァンゲリオン総集編2009』(角川書店)には、第13話から第26話までが収録された。『月刊少年エース』2006年5月号に第1話の再掲載がされた。4巻までは主要スタッフおよび出演声優のコメントが収録されている。7巻と9巻においてフィギュア付きの初回限定版が、通常版に先駆けて発売された(7巻は「アスカ」と「レイ」、9巻は「レイ」http://www.kadokawa.co.jp/sp/200310-03/)。単行本は11巻までで累計2000万部。 発表話数 巻 タイトル 初版発行日 ISBN 収録内容 初出 1巻 使徒、襲来 1995年9月1日 ISBN 978-4047131156 STAGE.1 使徒、襲来STAGE.2 再会…STAGE.3 初号機、出撃「出撃」は「リフト・オフ」と読むSTAGE.4 沈黙…STAGE.5 光の淵に見たものSTAGE.6 ボクハナク 月刊少年エース1995年2月号月刊少年エース1995年3月号月刊少年エース1995年4月号月刊少年エース1995年5月号月刊少年エース1995年6月号月刊少年エース1995年7月号 2巻 ナイフと少年 1996年3月12日 ISBN 978-4047131323 STAGE.7 閉じゆく心STAGE.8 シンジご機嫌ななめSTAGE.9 マニアの受難STAGE.10 ナイフと少年STAGE.11 さまよえるサード・チルドレンSTAGE.12 やさしさの輪郭「輪郭」は「かたち」と読む 月刊少年エース1995年8月号月刊少年エース1995年10月号月刊少年エース1995年11月号月刊少年エース1995年12月号月刊少年エース1996年1月号月刊少年エース1996年2月号 3巻 白い傷跡 1996年11月7日 ISBN 978-4047131651 STAGE.13 白い傷跡STAGE.14 歪んだ部屋STAGE.15 紅い瞳の信じるものはSTAGE.16 棄てられた記憶STAGE.17 決戦前夜STAGE.18 血戦!STAGE.19 闇の中の月 月刊少年エース1996年3月号月刊少年エース1996年5月号月刊少年エース1996年6月号月刊少年エース1996年7月号月刊少年エース1996年8月号月刊少年エース1996年9月号月刊少年エース1996年10月号 4巻 アスカ、来日 1997年10月22日 ISBN 978-4047131972 STAGE.20 アスカ、来日STAGE.21 招かれざる者STAGE.22 アスカ攻撃「攻撃」は「アタック」と読むSTAGE.23 トライ・アゲインSTAGE.24 不協和音「不協和音」は「ディソナンス」と読むSTAGE.25 Shall we dance?STAGE.26 瞬間、心、重ねて 月刊少年エース1997年1月号月刊少年エース1997年3月号月刊少年エース1997年5月号月刊少年エース1997年6月号月刊少年エース1997年7月号月刊少年エース1997年8月号月刊少年エース1997年9月号 5巻 墓標 1999年12月17日 ISBN 978-4047133112 STAGE.27 パーティーSTAGE.28 傷跡をたどればSTAGE.29 墓標STAGE.30 受け止めろ 重力攻撃「受け止めろ 重力攻撃」のルビは「Catch the G-shock!」STAGE.31 ネルフ、停電STAGE.32 真実の深淵STAGE.33 アクアリウム 月刊少年エース1998年1月号月刊少年エース1998年3月号月刊少年エース1998年5月号月刊少年エース1999年7月号月刊少年エース1999年8月号月刊少年エース1999年9月号月刊少年エース1999年10月号 6巻 四人目の適格者 2000年12月15日 ISBN 978-4047133808 STAGE.34 四人目の適格者STAGE.35 光、そして影「光」のルビは「ヒカリ」STAGE.36 告白STAGE.37 ギフトSTAGE.38 迎撃STAGE.39 ダミーシステムSTAGE.40 黄昏を黒に染めて… 月刊少年エース1999年12月号月刊少年エース2000年2月号月刊少年エース2000年3月号月刊少年エース2000年4月号月刊少年エース2000年7月号月刊少年エース2000年8月号月刊少年エース2000年9月号月刊少年エース2000年11月号 7巻 男の戦い 2001年12月1日(通常版)2001年12月14日(限定版) ISBN 978-4047134690(通常版)ISBN 978-4047134621(限定版 レイ)ISBN 978-4047134638(限定版 アスカ) STAGE.41 フィストSTAGE.42 灰色の空STAGE.43 尋問STAGE.44 贖罪STAGE.45 男の戦いSTAGE.46 覚醒・前編STAGE.47 覚醒・後編STAGE.48 消滅 月刊少年エース2001年1月号月刊少年エース2001年2月号月刊少年エース2001年5月号月刊少年エース2001年6月号月刊少年エース2001年7月号月刊少年エース2001年8月号月刊少年エース2001年10月号月刊少年エース2001年11月号 8巻 MOTHER 2002年12月19日 ISBN 978-4047135291 STAGE.49 …Kiss.STAGE.50 心の中へ…STAGE.51 MOTHERSTAGE.52 回想STAGE.53 光の巨人STAGE.54 ネルフ誕生STAGE.55 伝言STAGE.56 ジェラシー 月刊少年エース2002年2月号月刊少年エース2002年3月号月刊少年エース2002年4月号月刊少年エース2002年6月号月刊少年エース2002年7月号月刊少年エース2002年9月号月刊少年エース2002年10月号月刊少年エース2001年11月号 9巻 フィフス・チルドレン 2004年4月23日(通常版)2004年4月14日(限定版) ISBN 978-4047136182(通常版)ISBN 978-4049007602(限定版) STAGE.57 フィフス・チルドレンSTAGE.58 拒絶STAGE.59 プライドSTAGE.60 ドールSTAGE.61 ロンギヌスの槍STAGE.62 distanceSTAGE.63 応戦 月刊少年エース2003年2月号月刊少年エース2003年4月号月刊少年エース2003年6月号月刊少年エース2003年9月号月刊少年エース2003年11月号月刊少年エース2003年12月号月刊少年エース2004年2月号 10巻 涙 2006年3月25日 ISBN 978-4047138001 STAGE.64 涙STAGE.65 ひとつになりたいSTAGE.66 心届かずSTAGE.67 ねじれた夜STAGE.68 交錯STAGE.69 汚れた血STAGE.70 虚無の群れ 月刊少年エース2005年2月号月刊少年エース2005年4月号月刊少年エース2005年6月号月刊少年エース2005年8月号月刊少年エース2005年10月号月刊少年エース2005年12月号月刊少年エース2006年1月号 11巻 手のひらの記憶 2007年6月19日 ISBN 978-4047139343 STAGE.71 アダムの末裔STAGE.72 最後のシ者STAGE.73 辿りついた境界線STAGE.74 手のひらの記憶STAGE.75 欠けた心STAGE.76 最後の敵 月刊少年エース2006年6月号月刊少年エース2006年8月号月刊少年エース2006年10月号月刊少年エース2006年12月号月刊少年エース2007年1月号月刊少年エース2007年2-3月号月刊少年エース2007年2月号掲載の「STAGE.76 最後の敵」と、同年3月号掲載の「STAGE.77 最後の敵・後編」は11巻の単行本化の際に、STAGE.76「最後の敵」として一つにまとめられた。 -巻 STAGE.77 GENOCIDESTAGE.78 父と子STAGE.79 約束の時STAGE.80 邂逅・前編STAGE.81 邂逅・後編STAGE.82 空よりの敵STAGE.83 The last instruction 月刊少年エース2007年12月号『ヤングエース』創刊号においては、『月刊少年エース』2007年12月号に掲載された「STAGE.77 GENOCIDE」が加筆修正され再掲載された。ヤングエースVol.1ヤングエースVol.2ヤングエースVol.3ヤングエースVol.4ヤングエースVol.5ヤングエースVol.61.1997年3月放送新世紀エヴァンゲリオンのすべて シト新生補完計画2.11巻帯など3.4.新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生のパンフレットより5.パラノ・エヴァンゲリオン136ページ6.2005年4月26日放送
ストーリー|
作品設定|
用語|
登場人物|
エヴァンゲリオン (EVA)|
使徒|
概要|
コンテンツ業界への影響|
企画の成立から本放送開始まで|
最終2話について|
ブーム期|
その後の展開|
TVシリーズ|
放映リスト|
放送ネット局|
TVシリーズのバージョン|
劇場版シリーズ|
『シト新生』|
『Air/まごころを、君に』|
エヴァンゲリヲン新劇場版4部作|
実写映画|
主題歌|
劇中使用曲|
スタッフ|
受賞歴|
リリース|
VHS、LD|
DVD|
UMD Video|
CD(シングル)|
CD(アルバム、サントラ)|
CD-ROM|
フロッピーディスク|
コンパクトカセット|
書籍|
海外での放送・リリース|
英語圏|
ヨーロッパ|
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漫画|
新世紀エヴァンゲリオン|
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新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画|
ぷちえゔぁ|
新世紀エヴァンゲリオン 学園堕天録|
エヴァンゲリオン四コマ全集|
新世紀エヴァンゲリオンエヴァ&エヴァ2アンソロジー|
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パチンコ・パチスロ|
パチンコ|
パチスロ|
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売上記録|
作品タイトルについて|
TV特番|
ラジオ特番|
社会的な評価|
アニメ監督の評価|
他の作品からの影響|
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客演・コラボレーション作品|
脚注|
注釈|
出典|
参考文献|
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関連項目|
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